料理研究家・煮込みスト™︎ ダイちゃん公式ブログ

これさえ読めば全て分かる!バーミキュラフライパンを推す3つの理由

 
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料理研究家、料理で人生を楽しくする人。2017年、会社勤めの激務やストレスで体調を崩したことをきっかけに自炊経験0から料理を始める。食の改善で心身が回復し、料理にのめり込む。2019年より煮込み料理研究家(煮込みスト)として活動開始。2021年からは企業レシピ開発や料理の連載、地上波TV出演など活躍の幅を拡大。2022年2月、料理で人生を善くする人を増やしたい思いから、料理の楽しさを伝える活動「Cooking For Life(クッキングフォーライフ)」をスタートし、料理教室やケータリングを行う。美味い飯と酒マニア、音楽好き。料理と食への探究心は人百倍で、お客様から「メールや提案の文字から味がする」「美味いへの発想が無限」と言われるほど。2022年、初のFMラジオ出演に続き農林水産省からの熱烈なオファーで「NIPPON FOOD SHIFT」活動における「ニッポンの食NEXT座談会」に出演し日本経済新聞に掲載。大分県出身、都内在住。※「煮込みスト™」は料理研究家ダイちゃんの登録商標です。
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こんにちは、料理研究家のダイちゃんです。

この記事では、大人気で発売から完売続出の「魔法のフライパン」バーミキュラフライパン26cmについて熱くご紹介しようと思います。生い立ちから機能、使用感、メンテナンスに至るまで徹底解説します。

読んでいただく方にとっては少々長い記事ではございます。ですが、「製品のことを理解して、実際に使い込んでいる人の話を聴いて納得して買いたい」という方には間違いなく、読んでいただいて損はさせない記事だと自信を持って断言できます。どうぞ、ご活用ください。

バーミキュラフライパンを買うべき理由3つ
  1. 鋳物の熱容量とホーローの保湿性が世界最高レベルで緻密に合わさった奇跡の一品だから
  2. 食材の余分な水分だけを瞬間蒸発させ、旨味だけを閉じ込める魔法の一品だから
  3. その重さには理由があり、実は「極限まで研ぎ澄ませた軽さ」ですらある究極の一品だから

2020年4月21日の発売開始以降、10ヶ月で14万台を販売!
大人気のためオーダーから到着までは約3ヶ月待ちのバーミキュラフライパン。
(追記:2022年3月18日現在は、3日以内に届くほど劇的に改善しているようです)

迷っているなら1秒でも早く注文することが最適解です。

「せやねん、はよ欲しいねん」「わかった!もう買うわ!」という人はコチラ(公式直販サイト)からどうぞ!
または直販店で買うのもおすすめ。東京にもバーミキュラハウスがオープンしています。

この記事では「買おうか迷っている」あなたが「これは必要なものだ」と思ってもらえるような情報をお伝えしたいと思います。

目次

バーミキュラとは?


公式サイトの扉写真を引用(クリックでサイトが開きます) 「手料理と生きよう」というコピーから、料理道具に真摯に込めた思いが伝わる

バーミキュラは鋳造メーカー「愛知ドビー」の自社オリジナルブランド

愛知ドビーとは

バーミキュラは、1936年に創業した老舗の鋳造メーカーである「愛知ドビー」のオリジナルブランドです。

ドビー機(今回はじめて知りました)という繊維機械メーカーとして発展を遂げたものの、繊維産業の衰退とともに工業部品の下請け工場となり、不安定な景気に振り回され、業績も不安定な状態へ。

3代目社長となる社長の土方邦裕氏、副社長の智晴氏の土方兄弟は、幼少時から慣れ親しんだ職人たちが元気をなくしていく姿に一念発起し、勤めていた大企業を退職、工場の現場で一から技術と知識を習得しながら再建していったのです。

お前なんでそんなこと知ってるの?と思われますよね(笑)実はバーミキュラ製品を購入すると、レシピや開発ヒストリーが丁寧に書かれたブック(PDFでフル公開されてます)がセットでついてくるのですが、そこに書いてある内容を読んだ上で、公式ウェブサイトも読み込んで、脳内情報としてインストールのち、要約・編集してお届けしてます。公式の情報はインターネットで下手に検索する二次情報より、最も信頼できる一次情報なのです。まるまる引用・転載はNGなので、内容を要約・編集しています。引用だ!と叱られたら・・ちょっと考えよう汗

ダイちゃん

 


現代のブランディングには欠かせない、機能的価値(性能、スペックなど)と情緒的価値(ストーリーや背景など)全てを網羅した同梱ブック

「バーミキュラ」が生まれるまで

「下請けだけでは今後の成長が見込めない、自分たちで生み出したものを直接お客様に届けたい」(ダイちゃん注:まさに今メーカープロダクト界で最重要トレンドの「D2C」のイデオロギーですね)という思いの元、愛知ドビー社の大きな強みである「鋳造」と「精密加工」を活かし、試行錯誤をする日々。

そうした中で土方兄弟は海外製の鋳物ホーロー鍋が世界的に人気であることを知ったそう(ダイちゃん注:まさに私が「煮込みスト」になるきっかけをくれた「ストウブ」はこれに当たります。あとは「ル・クルーゼ」なんかも有名ですよね)

鋳物ホーロー鍋の優秀な熱伝導、ホーロー加工の保温性・遠赤外線効果で素材の旨味が引き出され、たしかに美味しい。

しかし世界で定評があるそれらは「密閉性が高く」「食材の栄養を逃さず無水調理ができる」ステンレスとアルミを加工した鍋(ダイちゃん注:これがどの機種を特定したものかはちょっとここではわからないし、言及はしません)

「愛知ドビーの鋳造技術で、無水調理が可能かつ緻密な鋳物ホーロー鍋を作ることで、世界一、素材本来の味を引き出す鍋になる」「それができる技術が自分たちにはある」

着想はまさに。ですがそこから開発は困難をきわめたそうです。確かに、すでに先行ブランドが確立した領域での新たな挑戦。よく心折れずに乗り越えたなぁ・・・

鋳物ホーロー加工の技術をより緻密に高めて、かつ密閉性もより高めていくことの両立。
※バーミキュラの鍋の蓋と本体の隙間は、100分の1mm以下という高い密閉性を誇るとのこと。

そうして3年の苦闘の結果誕生したのが「バーミキュラ」だったのです。

バーミキュラという名前は、鋳物の特殊材質「コンパクテッド・バーミキュラ」に由来するそうです。熱伝導に優れ、強度もものすごく高い。斜陽産業の鋳物機械を作っていたメーカーが、鋳物の材質を見極め、新たな価値とブランドを作り上げる。「機能的価値(性能、スペックなど)×情緒的価値(ストーリーや背景など)」の、しあわせな掛け算の最高の答えを、僕たちは手にすることが出来ています

ダイちゃん

口コミきっかけの購入から注文、到着とバーミキュラフライパンの第一印象


発注から2ヶ月 私の元についにやってきたバーミキュラフライパン26cm /w リッド(蓋)とレシピブック ※なお6月28日現在 3ヶ月待ち・・

口コミにきいたとおり今まで「存在しなかった」全く新しいフライパン

従来にない薄い鋳物×新開発ホーローという革新

オーブンポット(鍋)、ライスポット(炊飯器)と大ヒットになり、数ヶ月待ちの状態が続くバカ売れ状態となったバーミキュラのプロダクトたち。

しかしながら、ここまで読んでご想像の通り当然彼らは妥協しません。

次に取り組んだのは「身近な料理道具」であるフライパンの開発。
鋳物ホーロー製品で圧倒的な成果と支持を得てきた彼らが目指したのは、「素材本来の旨味を凝縮させる、新しい鋳物のホーローフライパンづくり」でした。

ストウブやル・クルーゼなど、鋳物鍋を一度でも使ったことがある人ならすぐに分かると思うのですが、強度と密閉性などを担保する代わりにそういった道具たちが常にぶつかる課題が「重さ」です。

私もこうした鋳物の道具を買いたいと相談される時に開口一番で言われるのが「重いんでしょ?」ということです。

なまじっか私が大柄(181cm、90kg超)で、力持ちではある(実家は畳屋で、頻繁に手伝っていたので頑強な身体に)ために、「ダイちゃんだから片手で軽々と扱えるけど、私には厳しいですよねぇ?」という先入観を持たれてしまう(笑)

ダイちゃん

最初に直面した「軽量化問題」。日常的に、かつ女性が片手でも扱えることが大切なフライパンを実現するには、鋳物としてバーミキュラ鍋の半分ほどの薄さである「1.5mm」の厚さの実現が必要になり、さらにその薄いフライパンへのホーロー加工(ダイちゃん注:バーミキュラ製品の強みは前述のとおり「高度な鋳物技術×緻密なホーロー加工」ですから、この2つの掛け算が必須)が非常に困難だったそうです。

その上でヘビー・ハードユースが前提のフライパンという調理道具の特性上、強度も求められる。

しかし、彼らはやってのけたのです。1.5mmの薄さの鋳物をついに完成させ、その上でホーローも新開発し、革新的なフライパン「バーミキュラ フライパン(VERMICULAR FRYING PAN)」がついに誕生しました。

わずか1.1kgというその「重さ」は、性能を担保しながら究極に研ぎ澄まされ、軽量化された「軽さ」でもあるのです。

実は全く予備知識無しで注文した私

これだけ熱く語っておきながら、実は私、フライパンを買うまでバーミキュラのことをまっっったく知りませんでした(笑)「あーなんか、名前くらいは聴いたことあるな・・・」というくらい。

実際、このフライパンも好きなミュージシャン(Dragon AshのDr桜井さん)がInstagramに投稿していて、

「料理のプロでもある桜井さんがそこまでべた褒めするなら、口コミとして信頼できるし買ってみるか」「しかし高いなぁ、しかも納期遅いし・・」「まぁでも、フライパンといっても、言うてもフライパンだもんな」

程度の認識でした・・・ホント今思えば、愛知県の舟戸町の運河方面(愛知ドビー本社方面)に土下座したいくらいの気持ちです・・

発注から2ヶ月、ついに到着 それはまさにこだわりの結晶


※毎日ガンガンに使って数週間後に撮影した写真なので少し使用感があるのはご勘弁w

開発秘話も性能も何にもチェックすることなく(右脳型、動物占いはペガサス、AB型という直感型3連単なので許してください)、直感で発注してから待つこと2ヶ月。

ついにフライパンが私のもとに届きました。本当に待ちくたびれましたよ・・(性能チェックせず買ったくせに!)

初調理はお肉!親水性の高いホーローと、熱容量が高い鋳物が織りなす魔法を体感

先日(6月26日)2ヶ月待ちの結果ようやく届いて、使い始めたのがこの記事を書く2日前。
早速肉を焼いてみました。


自宅から徒歩数分の「ライフ」で少し奮発した国産サーロインを、添付のレシピブックの通りに調理

「言うても、フライパンやろ、お前」「せやで、皆騒ぎすぎやでしかし」という脳内会話を繰り広げながら、目の前で快音を立てるお肉の艶に素直になれなくて、食べるまでまだ懐疑的な私。


適度なサシに常識的な厚み まぁ市井の庶民が想像する「ステーキ」です 私もそう思っていました・・

レシピの通りに、バーミキュラフライパンの誇る保湿性と熱容量を存分に活かすために予熱を活用し、塩と胡椒とバターだけで調理・味付けした肉を、頬張った瞬間・・

「えっ・・・私の焼いた肉、旨すぎ・・・!?」

口内に広がるのは、肉が含んだ余分な水分を一瞬で飛ばし、旨味だけをこれでもかと凝縮した世界。

肉の芳醇な柔らかさ、肉とバターの旨味が妥協なく繊維と絡み合って、それでいてシンプルな塩の味を邪魔しない「美味しいの徹底した分業と連携が織りなす成果主義」・・・

「ほ、、、惚れてまうやろ・・・」

一口目のあと思わずSNSに私は写真と言葉を投稿していました。しかしこの感動と衝撃を表現するための語彙力が絶望的に足りず、「そのフライパンそんなにスゴいの?」「何が違うの?」とコメントで質問されても的を得ず・・今日この記事を書くにあたり、絶対に伝えきるぞと決めてから筆を執りました。

フライパンの機能や物語、製造技術と素材技術が織りなす魔法(ホーローと鋳物が織りなすこのヒミツはエナメルサーモテクノロジー、という呼ぶそうです)については語彙を尽くせた自負があるのですが、調理したものを食べた感動を伝えるのに、視覚(写真と文字)だけでは心もとなすぎる・・

ぜひ、コンセプトムービーを見てください

そう考えていたら、あったんです。公式のコンセプトムービーが。
私では伝えきれない沿革やライブ感を併せて知ってほしいので、どうか御覧ください。使用実感と感動は私が全身全霊で伝えますので。
※あまたある開封動画とか比較動画を見るより、この動画を見たほうが絶対良さが伝わると思うの

バーミキュラフライパン 使用感レビュー

フライパンが到着した夜は元々友人と食事の予定があったので、ディナーに試すことは出来ませんでした。

しかしながら、どうしてももっぱらその感動の話を押さえられず、整わない知識と語彙力で感情先行でその感動を伝えること多々。宴席で鋳物ホーローの感動を熱く(遠赤外線だけに・・)一方的に語られた友人よ、スマン。

迎えた翌朝、私は新鮮な生卵を手に持ちエプロンをまとい、キッチンに立っていました。

そう、同梱のレシピブックにあった「感動の目玉焼き」を体感するために・・・


自分で「感動」って言っちゃうの?という所感ながら・・

バーミキュラフライパンを使うための2つの基本テクニック


焼き始め まぁ、普通だよね、なんて思っていました、最初は・・

昨日の肉を焼いた時同様、まずは油を引いて予熱をし、卵の投入を待つ私。

おそらくこれを読んでいる人の中には「私には難しくて使いこなせないのでは・・」という不安を感じている人もいるのではないでしょうか。

断言します。心配ないさーー!

レシピブック(PDFでフル公開されてます)にバーミキュラフライパンの使い方が書いてあるのですが、重要な基本は2つです。詳細はそれをご覧いただければなのですが

「基本の強火(=少し弱めの強火)でしっかり予熱」「予熱を活用する」

上記2つを覚えれば大体の料理がスムーズにできます。

最初の予熱が、特徴のひとつである水分の瞬間蒸発につながります。

焦げやすい素材は、予熱後に火を切ったうえでその豊富な熱容量を活かしつつ、弱火でじっくり繊細な火入れが出来ます。ガス火、IH、ハロゲンのいずれにも対応しているので、それぞれの環境や熱量で試しながら、「うちのキッチンの基本の強火」さえ押さえてしまえば、もう完璧です。

本題にもどって、フライパンの上で焼かれる卵はみるみる余分な水分だけを脱ぎ、洗練されていきました。

これはフライパンではなく、「バーミキュラのフライパン」という新しい調理道具

そうして完成した「目玉焼きのせトースト(俗に言う「ラピュタトースト」)」がこちらです。

「ほ、、、ほ、、、惚れてまうやろ〜!!!!」(2回目)

言うなれば、今まで焼いてきた全ての卵に土下座したくなるクオリティ(土下座の重みが軽い)。

水分と弾力と旨味に満ちた黄身と、主張しすぎず、それでいて目玉焼き全体の美味しいを丁寧にコーティングする白身・・味付けはお肉同様塩と胡椒のみ。

ここまで違うのか・・・・バーミキュラフライパン!

予備知識0で家に迎えた相手(フライパン)を昼夜かけて存分に味わい、翌朝には「もう君なしではいられない」とのたまっている自分の軽薄さに驚きながらも(ダイちゃん注:私自身はとても純粋で朴訥です)、この時点で確信に変わりました。

「そうか、これは私が知っているフライパンではなく、バーミキュラフライパンという新しい調理道具なのだ」ということを。

その事実を咀嚼できてからは、よりシンプルにその卓越した性能をシンプルに使いこなせるようになりました。


目玉焼きの衝撃の朝のあと、肉体改造中の私のランチはサラダチキンともやしのラー油炒め 当然うまい

 


ディナーは豚肉のバルサミコ生姜焼き 肉はフワフワ、野菜はシャキシャキ

まだ48時間に満たないお付き合いながら「君のことを一生大事にするよ、そばにいてね」と(フライパンに)語りかけている私がここにいます。

【動画】バーミキュラフライパン26cmでつくるパンと目玉焼きの朝食

私のYouTubeチャンネルで、「バーミキュラフライパン26cmでつくる目玉焼きとベーコン&野菜焼きの朝食 with美味しいコーヒー」の動画をアップしています。

目玉焼きがどれくらいプルプルに焼けるのか?「ホーローコーティングの鋳鉄で焼いている」感じがどんな雰囲気なのか?
食材のくっつきはどんな感じなのか?などがわかりやすく見ていただけると思います。
※フライパン登場シーンは46秒くらいから。下記動画の開始位置もそこからにしています(前半は手挽きコーヒー)。

最後の目玉焼き結構くっついていますが、これは私が2ヶ月以上まともにメンテナンスをしていないからです(笑)
それでもフライ返しでちゃんと取れますし、洗うときは結構すんなり落ちます。
落ちにくい場合もありますが、その場合は水を入れて弱めの強火でグツグツさせながら木べらで剥がすと簡単に取れますよ。

メンテナンスについては後ほど詳しく触れますので、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

 

24cmと26cm、どっちを買えばいいか迷っている方へアドバイス

こういった質問も寄せられるようになったので、私なりの見解をお答えすると

1台目は26cmをオススメします、というのが回答になります。

実際に10ヶ月近く(24センチは8ヶ月)使ってみての実感として、

 

1.作業スペースが広い26cmのほうが利用シーンが多い
※24cmの深さも煮物やチャーハンなど便利だが、同時に複数のものを焼いたりするときは不便

2.さほど、「フライパンの深さ」が「ないと困る」シーンに出会わない
※特にバーミキュラフライパンの魅力「一気に加熱して炒める」の場合は深さを必要としない

 

と感じるからです。

もちろん、24cmを使ってみたからこそわかった点かもしれません。

個人的には「両方1台ずつ持つ」ことをオススメしたいくらい、本当に良いものです。

その上でどうしても迷うなら、26cmかな、くらいの感覚ですね。

バーミキュラフライパンの手入れ、メンテナンスについて語る

安価ではなく、「本格的」に思える調理道具を購入するときに誰しも覚える不安は「ちゃんとお手入れができるだろうか」「長く使い続けられるだろうか」ということだと思います。私もそうでした。

ましてやバーミキュラフライパンは冒頭で記述の通り、いまや3ヶ月待ち。
万が一何かあってもおいそれと買い換えることはかなわないし、それ以前に良いものを手にしたなら大切に、だけれどガンガン毎日使い倒したいですよね。

大丈夫です!

気をつけるのは以下の3点!

・使用後は熱を冷ましてから、中性洗剤とスポンジで洗い、水分は素早く拭き取る(食洗機・乾燥機はNG)

・ホーローはガラス質で繊細なので、ぶつけたり、金属製の調理器具を使わない

・過度の強火、長時間の空焚きは行わない(ホーローが傷んだり木製の取っ手が焦げてしまうので)

そんなに難しくないというか「まぁそりゃそうだよね」という基本的なことですよね。

上記以外にも焦げの防止や対処法なども、詳しくレシピブック(PDFでフル公開されてます) にわかりやすく解説されているので、「買いたいけど、やっぱり手入れが不安・・」という方は読んでみてくださいね(7〜9ページ、77ページ)

また、それでも不安!ホーローが剥げたらどうしよう・・という方のためにも、購入者は「オーナーズデスク」になんでも相談できることになっています。「一生サポート」の言葉のもとに、リペアサービスも充実!これなら安心ですよね。

まとめ 普段の料理に革命が起こる、こだわりの料理道具をあなたも!


充実の機能もさることながらフォルムも美麗 持ち手が鋳鉄の専用リッド(蓋)もセットで購入がおすすめ

まだ手に入れて2日と少しの道具で、ここまで料理生活が華やぐなんて想像だにしていませんでした。

「何が違うの?」「何がそんなに良いの?」「私でも使えるの?」

あなたにとってこのブログが、そんな疑問や悩みの答えになる記事になっていれば幸いです。

購入される方はコチラ(公式直販サイト)からどうぞ!

フライパン購入を待てない人

その場合は「プレミアム価格」で買うという方法はあるには、あります。

個人的には「正規価格で買ったほうがええよなあ〜」と思うのですが、でも需要と供給ですからね。

「高いお金を出してでも今欲しい!」というのは消費者心理。

Amazon、楽天は結構在庫豊富になっていると思います。
※公式チャネルではないので、あくまで個人の判断と責任でどうぞ。

ニーズに製造が追いついたら、こういう悩みがなくなるんでしょうけど、難しいところです。

26cm

24cm

オーブンポットも買いました

だったらいつ買うの?鍋でしょ!!

ダイちゃん

いや、今フライパンの話な

ひげのマスター

いや、買ったんですよ、鍋も

ダイちゃん

ハァ!?

ひげのマスター

【ご報告】ダイちゃん、オーブンポットラウンド18cm(鍋)とフライパン24cm(深型)も発注したってよ

鍋は名前入り、、のため8月末着予定 → 届きました!
制作したレシピ例をUPしておきます。

 

深型フライパンは9月末着予定だそうです・・・

追記:2020年9月30日、24センチ深型が到着!

3ヶ月の時を経てついに到着しました!

開封の儀

24センチ深型バージョンのレシピブック 26センチのものとデザイン、掲載レシピが若干異なる

ピッカピカ〜

※3ヶ月ガンガン使い続けた26センチと並べたのですが、
私の手入れが最近おろそかで26センチのカルキ、油汚れが酷かったので写真は省略w

3ヶ月待ちのフライパンが型違いで2台・・ありがとうございます(笑)
深さを生かした煮込みなどなど色々作っていきたい(リッド=蓋も買いました)

1作めは・・・パスタ!

早速使用。26cmと比較すると底面が小さいので、加熱からの油敷きはしやすいです。

たまり醤油の野菜オイルパスタ

これから2台の使い分けなんかも研究していこうと思っています。

追記:20.10.10 レシピサイト「MY Vermicular」プラチナランクに昇格しました

購入から3ヶ月ちょっと、コツコツとレシピを投稿し続けた甲斐があってオーナーランクが「プラチナ」になりました。
※オーナーランク、コインシステムについてはこちら

特に何があるわけでは有りませんが、格がつくのは嬉しいですね(笑)次は「ダイヤモンド」らしいですw

そんなわけで・・

末永くよろしくおねがいします!バーミキュラ!

完オチ、じゃの・・

ひげのマスター

 

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【追記】焦げ付きを防止するためのメンテナンスについて&バーミキュラオーナーズデスクに要望したい改善点

20.10.13追記

バーミキュラフライパンメンテナンスの実例と写真

結構「しばらく使ったら焦げ付くのでは」「メンテナンスはどうしたら」という問い合わせをいただくので、追記します。

下記は約3ヶ月半ほぼ毎日使い続けたフライパンの表面。途中何度か自主メンテはしています。
焦げ、カルキ汚れなどが重なっている状態。
フライパンに付属するレシピブックの通り都度重曹を炊いたり、カルキ汚れに対してお酢で煮たりはしていましたが、ブックの中でも最上手段「台所洗剤+重曹+お酢」で沸かして洗浄、を実践。

気持ち多めに重曹も投入。見て分かる通り、縁に汚れの油が浮いてきているのがわかります。
焦げ付きを意識して剥がすために、木べらでも適度にこする(ブックの中でもそう書かれている)。

15分間煮沸後。拭いたあとが残っているのはご愛嬌なのですが、ほんの少し白いカルキ汚れがまだしつこく残っているものの、ほとんどピカピカに。

使い続けていると、「ん?焦げ付きやすいな」「ひっつくな」と思うタイミングがあります。

それは鋳鉄+ホーローの構造の表面に油脂汚れやカルキ汚れ、焦げがたまっているから。
普通の鉄フライパンなら、表面に油の層を固めていって育てていくものですが、このフライパンの場合は「ホーローコーティング」されていることで最初から鉄ベースの調理器として完成しているので、いかに「使用後に適切にメンテナンスしてあげるか」がテーマになってきます。

・目玉焼きなど張り付きが目立ったときは、調理後にお湯で煮沸して焦げを剥がしておく
・洗わずに放置しない(油が固まりがち)
・洗ったあとはさっと拭いて乾かしておく(カルキ汚れにつながる)

など、「道具として大切にガンガン使おう」という実践と気持ちが大切だなと思いました。

おそらく、購入直後は「ヒャッハー!ガンガン焼くぜぇぇ」と楽しく調理して、1ヶ月位経ったときに
「あれ、私の料理、焦げすぎ・・?」みたいな時期が出てくると思います。

でも初期にレシピブックを見ながら火加減を頑張ったあなたの設定火力はきっと間違っていない。
きっと予熱もちゃんとしてる。
フライパンも全力で仕事をしている。

そう、悪いのは「ホーロー表面に張り付いた汚れ」なんです!(キッパリ)
こまめにメンテナンスして、火入れを楽しんでくださいね。

デメリット、サポート改善の要望

これはちょっと苦言なのですが、「一生サポート」と言ってくれているものの、とにかくサポートの対応が遅いです(褒めてばかりだと嘘っぽいし、こういうフィードバックを伝えることも愛なので)。

問い合わせても1−2週間待たされることはザラ。「これじゃサポートを売りにするのはちょっと酷では・・」と思います。現場の方は相当頑張っておられると思うので、マネジメント側に改善をお願いしたいなぁと。

あとはレシピサイト「マイバーミキュラ」もUIやデザインなどとても秀逸なものの「ユーザーと公式のシナジーが全く起きていない」のも気になります。ユーザーが一生懸命投稿している同じタイムラインの中に唐突に現れる公式レシピ。
私はもともと写真を撮っているので見劣りのしないサムネイルを出せますが、そうではないユーザーさんの写真の落差が目立ってしまうので、あれはどうなのかなぁと。

投稿してもポイントが貯まるだけで特にメリットもないし、UGC(User Generated Contents=ユーザーが投稿して作っていくコンテンツ)にしたいのか、公式レシピのデータベースにしたいのかもよくわからない。

私もいっとき一生懸命投稿してみましたが、レシピがランキング一位を取って短期間に100以上のいいねをいただいても、公式からなにかスカウトや反応があるわけでもなく、ただ閉じた世界でフォロワーが増えても仕方ないので頻度を落としました。

ブランドストーリーも、生い立ちも、製品のクオリティも申し分ないからこそ、「なんでここを押さえないんだろう?」という点で残念に感じているので、しっかり意見をしてみようと思いました。プロダクトは本当に素晴らしいです。こういった点もぜひ改善いただけたら、さらに素晴らしいユーザーコミュニケーションとプロダクトマネジメントになると思います^^

 

21.6.14追記 新サイズ2モデルが発売!(20cm,28cm)

画像は公式サイトより引用させていただきました

嬉しいビッグサプライズ!6月11日に新サイズ2モデルの発売が発表されました。

6月11日よりEC先行予約がスタート、7月15日から全国の販売店でも販売開始です。

コンパクトで使いやすい20cmと、ドカンと一気に調理できる28cm。

私は20cmを狙っています!

早速ECサイトでも予約開始しています。楽しみですね!

新サイズ(20cm)使用レポート

新サイズの20cmも7月末に無事届きました。慣れとは恐ろしいもので、開封の儀の写真がない(笑)

それだけフライパンに慣れ親しんだということで・・

個人的にはこれまで使った26、24cmとは全くの別体験!

とにかく小回りがきくし、食卓にスキレット感覚でそのまま出しても違和感がありません。

1人前の調理なら洗う面積も少なくて楽だし、全モデルで唯一1kgを下回っている(0.7kg)のもあり、普段遣いにめちゃくちゃ便利です!

すでに1台大きいサイズを持っている方の2台めとして最高の一品ですね。リッド(ガラス蓋、自立式)も相変わらず便利!

ラフロイグ 10年 丸氷のロックで

“熟成された本物をグラスで傾けながら、穏やかに本物の話をしよう”

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