料理研究家・煮込みスト ダイちゃん公式ブログ

ミスチルオタクが教える、Youtubeで見れるMr.Children名曲10選(前編5曲)

 
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料理研究家、料理で人生を楽しくする人。2017年、会社勤めの激務やストレスで体調を崩したことをきっかけに自炊経験0から料理を始める。食の改善で心身が回復し、料理にのめり込む。2019年より煮込み料理研究家(煮込みスト)として活動開始。2021年からは企業レシピ開発や料理の連載、地上波TV出演など活躍の幅を拡大。2022年2月、料理で人生を善くする人を増やしたい思いから、料理の楽しさを伝える活動「Cooking For Life」をスタートし、料理教室やケータリングを行う。美味い飯と酒マニア、音楽好き。料理と食への探究心は人百倍で、お客様から「メールや提案の文字から味がする」「美味いへの発想が無限」と言われるほど。2022年、初のFMラジオ出演に続き農林水産省からの熱烈なオファーで「NIPPON FOOD SHIFT」活動における「ニッポンの食NEXT座談会」に出演し日本経済新聞に掲載。大分県出身、都内在住。
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全ての重力に、抵抗に逆らう!!そんな気分だ!!!

高い熱量でスタートしております(笑)料理研究家のダイちゃんです。

プロフィールにも書かせていただいている通り、私はMr.Childrenの大ファンです。
人生ではじめて購入したアルバムが94年発売のAtomic Heartでしたし、人生初の野外コンサートは2001年のPOP SAURUS@甲子園球場でした(当時は関西で大学生だった)。

もはや料理研究家と関係ないのでは(笑)と言われてしまいそうですが、
食べ物が身体を作ってきたように、「聴いてきた音楽」も自分を形作ってきたとても大切なものです。

料理という方法で「人と人をつなぎ場を創りたい」という思いを持ったのも、Mr.Childrenの音楽にもらってきた、当たり前の日常のなかに宝物を見つけたり、逆境を乗り越えるパワーをなにかに求めたりするエネルギーが、そうさせている部分が間違いなくあります。

そこで、25年来のミスチル好きとして、Youtubeで楽しめる「元気が漲るミュージックビデオ&ライブ映像」をおすすめポイントと共にピックアップしてみようと思います。僕自身が好きだから、というよりも、いまこの自粛、STAYHOMEで心が弱っている人もきっといるだろうから、「ミスチルは別に・・」という人でも、きっとパワーとエネルギーが湧いてくる源泉になると思ったから、あえて書いてみました。

ちなみに本当は「5選」くらいにしようと思ったのですが、とても絞りきれませんでした(笑)

※あくまでYoutubeで見られるものから「10選」しました。本気で全曲から選ぶ・・となると、20記事くらいのボリュームになり、元気をどうこう言う前に私が干からびる(笑)「その向こうへ行こう」どころではないのでw

→ 書きながら「1曲を語るのに1時間くらいかかる」事がわかったので、(読者様の)体力気力を考慮して前編後編に分けることにしました・・・(笑)すみませんw後編は4月29日更新予定。

それでは前編をどうぞ!

軽々しく触ると火傷するジャンル、まさにミスチルオタクじゃの・・ちなみにダイちゃんは全てのライブDVDを見すぎて、メンバーの衣装とアレンジだけで「どのツアーの何の曲か」をイントロ数秒でわかるそうじゃ・・正直そこまでいくと気持ち悪いのう・・

ひげのマスター

好きこそものの上手なれ!(開き直り)

 

日常をシンプルに、そして華やかに彩った優しさをいとなむ名曲

僕は一時期Mr.Childrenファンを離れていたというか、そこまで「ドハマリ」してない時期のほうが実は長かったです。でも、2007年3月14日に発表されたこの「HOME」のリード・トラック(代表曲)であるこの「彩り」を聴いて、「完全に落ちた」というか(笑)ファンクラブに入り、ライブ公演初日は必ず行くように(注:セットリスト=曲目や、演出を全く知らずに聴きたいのです。でも同じ公演に数公演行くのはザラw)これだけ自分の人生に力をくれた曲はないなあと

ダイちゃん

 

曲のエピソードとして、アルバム制作時にやや停滞してるとき小林武史プロデューサーが「アフリカとか貧困にフォーカスを」とレコーディング期間中の食事の席で話して、それに対して桜井さんが「そういうんじゃないのを創りたい」という反骨っぽい気持ちでその日帰って、次の日起きたらこのメロディが降りてきて、一気に曲と詞をかきあげたそうじゃ。この曲がきっかけでアルバムのテーマや、それ以外の曲もどんどんうまれていったという。彼らの曲にしてはシンプルなメジャーコード構成の曲なんよの。でもそのシンプルさと奥深さに、ラジオで星野源が後年絶賛・驚愕(”シンプルなバンドサウンドで、歌詞カードを読まなくても歌詞が入ってくる”)していたのを思い出したのう

ひげのマスター

森本千絵さんが制作した作品一連のジャケット、アートも素晴らしくマッチしていたんですよね。家族のつながりの。このイメージが彩りのMVでもそのまま採用されていて。僕のブログのカラー配分はパーソナルカラー(ライトグリーンと青)を採用しているんですが、このHOME のジャケットで使われている色ととても似ていることに最近気づきました。そんななかで冒頭に貼った2007年の「HOME TOUR 2007」アリーナツアーのオープニングの「彩り」が僕は一番好きで。このツアーではオープニング、クロージングに彩りが2回歌われましたよね。オープニングでは大サビ前の歌詞が原曲のまま「ただいま、おかえり」クロージングでは「ありがとう、また会おう」だった

ダイちゃん

それだけこのツアーではキーとなる曲じゃったからの。桜井さんが「ap bank fes」でbank bandのボーカリストを務めるようになったことで、「ボーカリストとして歌うこと、表現すること」の世界がさらに広がったことも大きいし、彩り自体も初披露は「ap bank fes’06」のMr.Childrenとしての出演時だったからの。

ひげのマスター

――大切なことがなにかを教えてくれる新しい名曲を、僕らはつま恋で恋するように耳にした。 “彩り”がつま恋に生まれた。Mr.Childrenがいなければap bank fesはなかっただろうが、ap bank fesがなければ“彩り”もなかった――ap bank fesの胎動を通って生まれた名曲を、僕らは耳にした。
なんてことを歌うのだろう。

マスター、まだ1曲めですがこんなに気合いれて話しすぎて、大丈夫でしょうか(笑)読者さんが息切れするのでは・・

ダイちゃん

「彩り」はダイちゃんにとってそれだけ特別な曲じゃからのう。未だに「ミスチルのどの曲が一番好きですか?」と聞かれたら、迷わずこの曲を答えるからのう。この曲がなければダイちゃんはあの頃人生を諦めていたかも知れないし、だったらこのブログも存在しないし、今こうして「誰かに熱意を持って、この世にあるいいものを、美味しいレシピを伝える」ということもできとらんじゃろう。ダイちゃんについて書いた記事にも、彩りをBGMに制作した映像のことも書いてあるしのう。この曲についてはコレくらい暑苦しくていいとおもうぞい。2曲めからはもう少し短くしようか(笑)なんにも調べなくても言葉が滝のように溢れ出してくるからの・・書くのが大変じゃ

ひげのマスター

「プロフィール」について詳しく書いた記事の目次1.3に彩りについての記述があります♪

何かが終わりまた何かが始まる、再生と誕生を歌い上げるアンセム

小林プロデューサー体制から離れて、セルフプロデュースになって1作めのアルバム、「REFRECTION」の代表曲のひとつです。当初は、こちらも先行してセルフプロデュースで初のシングル曲となった「足音 〜Be strong」になる予定だったトラックだったんですよね。でも結局ボツになったんです。アルバム未発売のままツアーをやる、そして最終日の2015年6月4日に発売する、という前代未聞のアルバムでした。最終公演だけ、このStarting Overが演奏され、ライブ初披露となりました。※上記の映像はその時のライブのもの

ダイちゃん

 

最初の仮タイトルは「ノブナガ」で[17]、テレビドラマ『信長協奏曲』の主題歌のオファーを受けて制作を開始したものの、次に付けられた仮タイトル「Be Strong」になった段階で意見がまとまらず、一度制作中止となった曲である[17]。結果的に主題歌となった「足音 〜Be Strong」の完成後に、「ノブナガ」を元に歌詞などを大きく変更して作り直した[17]。タイトルのStarting Over(「やり直す」の意)は、これに由来している。
アルバム発売後に行われた『Mr.Children Stadium Tour 2015 未完』ではこの曲が最後に演奏された。
後に配信限定ベスト・アルバム『Mr.Children 2003-2015 Thanksgiving 25』に収録された。

スタオバのレコーディング風景で、表現に徹底的にこだわるプロフェッショナル具合がフィーチャーされた。

足音は、今回の「10選」からは泣く泣く外したんじゃが、ある意味この「スタオバ」と1対でセットの曲じゃし、2015年以降のMr.Childrenを象徴する、ライブでどんどん強力になっていった道標のような曲とも言える。いや、10曲なんて、絞れるわけないわな・・

ひげのマスター

足音 MV

足音 ライブ映像

足音もライブで演奏されるごとに強く進化していった、とても重要な曲。

青春の甘美さを匂わせながら大人のずるさも纏う、二律背反のポップバラード

いい加減もう少し短めのコメント行きましょう(笑)発売は2001年、あの伝説の「全編ミスチルBGMドラマ」アンティーク〜西洋骨董洋菓子店〜 の主題歌でした。

ダイちゃん

爽やかな疾走感あふれるメロディとは裏腹に、桜井節というか「ところどころエロい、エグい歌詞表現」もさらっと歌い上げている名曲じゃの。今でもライブで頻繁に歌われるし、冒頭にあげたPOP SAURUS2012のライブ映像は至高じゃわい。箒星からのこの曲じゃからなぁ

ひげのマスター

僕はこの曲が収録されたアルバム「It’s a wonderful world」が、全アルバムの中では一番、聴いた回数が多いです。何から聴いたら。。という方には、このアルバムをまず通しで聴くことをおすすめするかも。このアルバムのツアーについて言及するときりが無いのでWikipediaに任せますw

ダイちゃん

 

多幸感、ポップスの華やかさ、Mr.Childrenの陽が全て詰まった”音楽そのもの”を祝福する歌

2008年発売のアルバム「SUPERMARKET FANTASY」のリード・トラック。溢れ出る多幸感と、音楽そのものの喜びを歌いきった至高のポップソングです。どこか苦悩や、人間臭さを「表現せねばならなかった」ような宿命に置かれていたようなMr.Childrenのそれまでの全てをカラフルの世界に飲み込んで、キャンバスに色鮮やかな絵の具で突き抜けるほど華やかに絵を書いたような・・そんな革命的な曲。

ダイちゃん

これも「エソラ」のメロディを聴いて森本千絵さんが作ったアートワークをみて、当初「貨物船」という仮タイトルだった歌詞世界を一気に書き換えたんじゃったそうだ。MVも森本さんと映像作家の児玉裕一さんの共同プロジェクト「こだまgoen」によって制作。過去にない華やかさじゃったなぁ。今でもライブの終盤など大事な位置で歌われて、イントロのピアノやドラムカウントが始まっただけで会場が大爆発する、ライブ・アンセムじゃ

ひげのマスター

君じゃなきゃ。今なお枯れずに放ち続ける、希望と強さのメロディー

MV

今回の前編5曲でピックアップした中では最も直近(2018年10月)にリリースされたアルバム「重力と呼吸」のリード・トラックです。「目の前にある当たり前のことや、ずっと向き合い続けた誰かやなにかが、ありふれているようで、かけがえのないものである」ということを、さんざんこれだけ長い間、名曲を生み出してきて「さらにこれを今出してくるのか・・・どれだけ無尽蔵なんだ、あなたたちは」と思わせてくれる、今だからこそ聴きたい力強い曲です

ダイちゃん

収録アルバム

※最近気づいたのですが、19枚目のアルバムで、「重(10)力と呼吸(9)」って、偶然とは思えませんよね・・・

ライブ映像

5曲どれも本当に心からすすめたいし、映像を見てほしいけど、どれかひとつどうしても選べ、といわれたら冒頭にあげたMVじゃの。東京の街のど真ん中で、光をたたえながら演奏されるメンバーの姿。何度見ても涙腺に来るわい。

ひげのマスター

まとめ 苦境を共に乗り切れる音楽を、あなたにもぜひ

かなり熱が入ってしまいましたが、前編の5選をお送りしました。
「元気が出る」「笑顔になれる」を考えて選びましたが、ついつい自分の思い入れや、人生におけるエピソード、思い出が溢れ出て・・・

でも、きっと「聴いてみようかな」「試してみようかな」と思ってもらうためには、そういった熱量が大切だし、間違っていないと思って、まっすぐ届けてみました。
後編の残り5選は4月29日に更新予定です。

明日は、記念すべき「連続更新100日」の節目です。
「100」にふさわしい、皆さんにパワーをお送りするコンテンツを用意していますので、お楽しみに!

それでは

サンキューどうもありがとう!!気をつけて帰ってくれ!!
※ミスチル桜井さんがライブ最後にいいがちなセリフでしめてみました・・

後編へ続く

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料理研究家、料理で人生を楽しくする人。2017年、会社勤めの激務やストレスで体調を崩したことをきっかけに自炊経験0から料理を始める。食の改善で心身が回復し、料理にのめり込む。2019年より煮込み料理研究家(煮込みスト)として活動開始。2021年からは企業レシピ開発や料理の連載、地上波TV出演など活躍の幅を拡大。2022年2月、料理で人生を善くする人を増やしたい思いから、料理の楽しさを伝える活動「Cooking For Life」をスタートし、料理教室やケータリングを行う。美味い飯と酒マニア、音楽好き。料理と食への探究心は人百倍で、お客様から「メールや提案の文字から味がする」「美味いへの発想が無限」と言われるほど。2022年、初のFMラジオ出演に続き農林水産省からの熱烈なオファーで「NIPPON FOOD SHIFT」活動における「ニッポンの食NEXT座談会」に出演し日本経済新聞に掲載。大分県出身、都内在住。
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