料理をする人へ、ブログにレシピを書くことの大切さを伝えたい
こんにちは、料理研究家のダイちゃんです。
ブログにレシピを書き溜めはじめてようやく1ヶ月ちょっと。
ブログを始めてからすごい長い期間が過ぎたように自分では感じていたのですが、まだこんなもんなんだなぁ。。。
今回は、ブログにレシピを蓄積していくことのメリットや大切さについて、短い期間ながら感じていることを書いてみようと思います。
※短めなのでサラッと読める内容になっています。
結論:レシピに再現性を持たせて、拡散しやすくするためにもブログにレシピを書くのはおすすめ
1.再現性を言語化できる
料理を普段からしていると、味付けの感覚や分量の理論も肌感でわかってくるので、つい
・大体この順番でいいか
・大体このくらいの量でいいか
となりがちです。
しかし、人間は忘れる生き物。
「あの時うまかったのに、なんか違う」の理由は、調味料だったり、肉と野菜を入れる順番だったり、欠かせないスパイスを忘れていたり。
美味しかったときこそ、「自分の記憶力を信用しすぎず、自分のセンスは認める」ために、レシピは言語化して書き残しておきましょう。
2.撮影に対する意識が変わる
レシピを構成するのは主に文章ですが、レシピを見る人、活用したい人が興味を持って、惹きつけられるにはやはり「写真」の重要さは欠かせません。
レシピを書いていない頃の私の料理の写真はこのような感じでした。
まあ、見ようによっては美味しそうに見えなくもないけど、、(笑)
どんな世界を表現したいのか、見せたいのか、シズル感を伝えたいのか、、贔屓目にみても「レシピを読みたいと思う写真」ではないですね。
その後、レシピを書き起こすようになり、写真も「作りたい」「真似したい」と思ってもらえるような1枚を作り込むようになってからの写真がこちらです。
ほぼ同じような具材のトマト煮込みでも、
「具材をどう見せたいか」「どんな時間帯を表現したいか」「そのために光をどう扱うか」
によってこれだけ見え方が変わります。
「レシピを書き起こしてブログに書く」=「読んでくれる、見てくれる相手がいる」と意識するだけで、写真1枚のとり方も真剣に考えるようになります。
これは技術や写真の質そのものよりも「表現するためにどう工夫するか」を自身で体験し、それが写真や文章に反映されていくプロセスを体感することが最も説得力があるかもしれません。まずは、発信してみることです。
3.自分のドメインを強化できる
意外とこれは一番大きいかもしれません。
レシピ、となるとレシピサイトサービスや動画サイト、食品会社のレシピサイトなど、すでに多数のウェブサイトがGoogle検索結果にはあがってきています。私も一時期はCookpadにレシピ投稿をしていました。
しかしながら、すでにこういったレシピサイトサービスでは先達や、料理研究家など、数多のライバルがいます。そこでの競争力は参戦歴や投稿数。後発が戦うにはレッドオーシャンです。それにあくまでサイトのルールに従わないといけないので、なにか悪意がなくても違反の投稿などをしてしまうと、アカウント停止などリスクもあります。それは無料ブログサービスも同様。
かつ、戦略的にブログを自ら立ち上げて情報発信する人の場合、得意分野が「料理」だけ、ということはないケースも多いです。
(私も料理だけ、ではなく写真、ビジネスマンとしてのキャリア、文章、編集、ネットワークなど、掛け算できるスキルがあります)
そういった方こそ、他の好きなことやノウハウ、考え方と合わせて表現できるブログで、自分の好きな料理のレシピ・写真を「自分のドメインのブログ」に蓄積していって、googleの信頼蓄積やユーザーを増やしていくほうがいいと思います。
※自分のサイトを母艦としてレシピをためていって、必要に応じてあくまでブログへの集客メインとして、レシピサイトに投稿していくのはいいかもしれませんね。
まとめ
僕自身もレシピを書き始めたときは
「言語化難しいな」「こんなの誰かの役に立つのかな」と迷ったり、難しく思うことは多かったです。
でも、書き続けることでわかることはあるし、
「自分では価値を感じない」と思っていた情報こそ、人の役に立ったりすることもあるわけです。
当たり前のように作っている料理にこそ、隠れた価値があったりする。
同じようにあなたの隠れた価値が資産になるのがブログです。
僕も0から書きはじめて「本当に書いてよかったな」と毎日思ってますので、ぜひ。