【煮込みレシピ】びわと夏野菜のチキンスパイスカレー
こんにちは、料理研究家のダイちゃんです。
本日は、夏野菜と果物を生かしたチキンカレーのレシピ!
このレシピへの思いと物語
先日、友人宅の庭の立派な枇杷を皆で刈り取ろう!というイベントが有り、そこでお土産に新鮮な枇杷の実をいただいてきました。
ハンティングの様子
大量に収穫したびわ これはまだ途中経過 さらに採れた
しかし、この「収穫祭」とても特別な想いで臨みました。
というのも、皆「Zoomでしか会ったことのない仲間」だったんですよね。
「で、何?」と思われても仕方ないし、特別感を伝えるのが難しいのですが(笑)、緊急事態になる少し前に繋がって、あの「自粛期間」をオンラインで乗り越えた、特別な絆を感じるメンバーだったからです(これもおいおいしっかりと記事にしたいと思います)。
直接の面識が無いのに、人生の深い話や、これからの生き方を毎週、なんなら毎日語り合った仲間。この人達がいなければ、2ヶ月間のSTAYHOME期間を乗り越えられなかったと思います。しかも、「直接会ったことがない」。
そんな人達とついに会える日だったから、びわの甘みも酸味も特別感が増すような、ワクワクと感動に満ちた「収穫」になりました。
そんなびわと、いきの良い夏野菜でリズムを奏でたレシピです。
つながりを煮込んだ旨味「びわと夏野菜のチキンカレー」レシピ
材料
■材料(3人分)
(具材)
鶏もも肉 400g
びわ 4個
ズッキーニ 1/3本
玉ねぎ 1/2玉
ピーマン 3個
オリーブオイル 大さじ3
にんにくチューブ 大さじ1/2
(肉の調味料)
ブラックペッパー 少々
塩 少々
バター 20g
(スパイス)それぞれ少々、お好みで
ナツメグ、ガラムマサラ、カイエンペッパー、クミン、クローブ、シナモン
(スープベース)
水 300ml(お湯のほうがよい)
ホールトマト缶 1個
コンソメキューブ 1個
カレールー 1/2箱
所要時間 60分程度
手順
(1)(下準備)玉ねぎの皮を剥き芯を取り、細かく刻みます。ズッキーニは輪切り、鶏もも肉は塩をふってもみ、びわは皮と種を取り除きます
(2)(飴色玉ねぎを作る)メインの鍋とは別にフライパンを用意し、オリーブオイルと玉ねぎ、クミンパウダーを入れ強火で焼きます。4−5分ほど動かさずに、焦げつかないようにだけ気をつけながら焼き、全体的に焼き目がついたら水10mlを入れて水分を飛ばす、を4−5回繰り返して飴色玉ねぎを作ります
なるべくフライパン内をかき混ぜないのは、温度を下げないためです。焦げ、焼き具合は慣れるしかないので、何度も試して覚えましょう
ダイちゃん
(3)(玉ねぎを炒める工程と並行して)メインのカレーを煮込む用の鍋にバター、にんにくチューブを入れ、バターが溶けたら鶏もも肉を広げて入れ、スパイスを全て入れて焼きます
(4)鶏もも肉に焼き目がついたらズッキーニ、ピーマン(まるごと入れてOK)をいれてヘラで混ぜながら炒めます
(5)お湯、コンソメキューブ、飴色玉ねぎ、トマト缶を入れて混ぜ合わせ、グツグツしてきたらびわ、カレールーを加えます(入れる順は順不同でいいです)
(6)強火で煮立たせてから中弱火に落として40分程度煮込みます
(7)煮込み終わったら味見をして塩で調整し、盛り付けます
まとめ ご縁の味をストウブで煮込む
お店で買った物以上に、皆で協力して収穫したから生まれた喜びを、じっくり煮込んだ思い出に残る味。
食べてほしい人の顔がたくさん浮かぶ料理というものは、とてもしあわせですね。
昨日からスタートした「今日の一皿」ですが、今日はレシピをお送りしておなかいっぱいだと思うので(笑)「今日の一杯」をお贈りします。この料理&ストーリーに合わせるならこれ!という飲み物です。
ダイちゃん
【今日の一杯】サントリー ブルー
果物とスパイスの旨味と相性抜群、夏を感じる爽やかな鼻抜けの香りと、軽やかな呑み口で