料理研究家・煮込みスト ダイちゃん公式ブログ

【レシピ】瓶に入れて混ぜるだけ!何にでも合う黒オリーブ味噌

 
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料理研究家、料理で人生を楽しくする人。2017年、会社勤めの激務やストレスで体調を崩したことをきっかけに自炊経験0から料理を始める。食の改善で心身が回復し、料理にのめり込む。2019年より煮込み料理研究家(煮込みスト)として活動開始。2021年からは企業レシピ開発や料理の連載、地上波TV出演など活躍の幅を拡大。2022年2月、料理で人生を善くする人を増やしたい思いから、料理の楽しさを伝える活動「Cooking For Life」をスタートし、料理教室やケータリングを行う。美味い飯と酒マニア、音楽好き。料理と食への探究心は人百倍で、お客様から「メールや提案の文字から味がする」「美味いへの発想が無限」と言われるほど。2022年、初のFMラジオ出演に続き農林水産省からの熱烈なオファーで「NIPPON FOOD SHIFT」活動における「ニッポンの食NEXT座談会」に出演し日本経済新聞に掲載。大分県出身、都内在住。
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こんにちは、料理研究家のダイちゃんです。
 
今日は、美味しくて健康的、かつ簡単で使いまわししやすいといういいことづくめの自家製調味料「黒オリーブ味噌」のレシピをご紹介します。
 

このレシピの生い立ちとストーリー

このレシピ、実は「冷蔵庫の余りで思いつき」でした。
特に、黒オリーブをアクアパッツァ用に買ったものの、他に意外と出番がなくて・・・

そんなときに「これ、味噌と混ぜたらオリーブの旨味が味噌に出汁として溶け出して、美味しいのでは?」とキッチンで洗い物をしながら思い浮かんだのがきっかけ。

洗い物を終えて、そのまま流れで作ってみた、くらいのカジュアルな開発経緯でした。
結果、大当たり!リズムとノリでつくるのも大切だなと感じました。

黒オリーブの健康効果と味噌の健康効果の掛け算

日本人なら多くの人が親しんでいる味噌。
その効能は、原材料である大豆そのもののたんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルさらに、麹の働きで発酵することによって、これらの物質の消化吸収が良くなり、栄養価もいっそう高まるのです。

オリーブも健康食材として知られています。
オレイン酸を代表とする「一価不飽和脂肪酸」を豊富に含み、血中の悪玉コレステロール値を低下させる働きが認められています(しかも善玉コレステロールは残しながら)。

またビタミンEも豊富に含むので抗酸化作用で老化防止!にも。
 
栄養!健康!なコラボレーションなのです。
 
 
 

 調理時間  2分

材料リスト

(具材)小瓶の場合(食べるラー油やご飯ですよ、の瓶ぐらいのサイズをイメージしてください)

完成イメージ

お好きなみそ 大さじ1.5
刻みねぎ・しょうが 1かけ分ずつ
種無し黒オリーブ 5−6個 
酢漬けケッパー 4−5粒(なくてもよい)
食べるラー油 少々
オリーブオイル 大さじ2
みりん 小さじ1

酢漬けケッパーはこれまたアクアパッツァのあまりでさほど使わず、だったので入れました。わかるかわからないか?くらいの酸味は付きますがどちらかというと食感メインの存在感。わざわざ買うぐらいなら入れなくていいですよ、ぐらいの材料と思っていただいて結構です。

ダイちゃん

レシピの手順

(1)瓶に黒オリーブを入れる。

(2)味噌、食べるラー油を加える

(3)しょうが、ねぎをみじん切りにして加える

(4)ケッパー、オリーブオイルを入れて混ぜたら完成

味噌の塩分と発酵効果で1週間位は持ちます。入れている具材の分量も少ないですし激しく傷むことはないですが、それでも1週間から10日位で食べきるほうがいいでしょう

ダイちゃん

アレンジレシピ

鶏ハムとチーズと

鶏ハムの塩と肉の旨味にチーズをそえて、この味噌を足すことで味全体を心地よい酸味とオイリー感で纏うことができます。
濃厚な味噌ラーメンのスープを凝縮したような芳醇な旨味の中に鶏チャーシューが泳ぐような食体験はたまらないですよ。

鶏ハムのレシピはこちら

白米にのせて

白米の甘みや旨味に、味噌の塩分と発酵の香り。
さらに黒オリーブが醸し出す、味噌とはまた違ったフルーティーなしょっぱさが重なります。
白米を食べているのに、口の中にヨーロッパの港の潮風が香るような、そんな一膳が味わえますよ。

味噌とオリーブオイルが絡み合ったとろりとしたペーストは、白米が絶妙に纏うので箸が止まらずおかわり必須です。

ベーシックな味噌汁、納豆などの和定食にもぴったりですし

トマトを使った煮込み料理に合わせる白米に乗せても、このオリーブ味噌が持つ「ヨーロッパの潮風」が絶妙にマッチングします。

心にも身体にも舌にも「健康」を感じられるレシピです。ぜひお試しあれ!

ジャスミンハイ、または白ワインで
豊富なパターンの美味しい塩味を爽やかにいただく

 

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料理研究家、料理で人生を楽しくする人。2017年、会社勤めの激務やストレスで体調を崩したことをきっかけに自炊経験0から料理を始める。食の改善で心身が回復し、料理にのめり込む。2019年より煮込み料理研究家(煮込みスト)として活動開始。2021年からは企業レシピ開発や料理の連載、地上波TV出演など活躍の幅を拡大。2022年2月、料理で人生を善くする人を増やしたい思いから、料理の楽しさを伝える活動「Cooking For Life」をスタートし、料理教室やケータリングを行う。美味い飯と酒マニア、音楽好き。料理と食への探究心は人百倍で、お客様から「メールや提案の文字から味がする」「美味いへの発想が無限」と言われるほど。2022年、初のFMラジオ出演に続き農林水産省からの熱烈なオファーで「NIPPON FOOD SHIFT」活動における「ニッポンの食NEXT座談会」に出演し日本経済新聞に掲載。大分県出身、都内在住。
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