【煮込みレシピ】プルドポークを押し通せ!プッシュポークカレー
こんにちは、料理研究家のダイちゃんです。
連続更新176日目、ありがとうございます。
昨日はブログ開設半年記念!(本当に嬉しい)として「プルドポーク」のレシピをアップしたのですが、
今日はその「プルドポーク」のアレンジレシピをご紹介します!
このレシピへの思いと物語
先程も書いたとおり、昨日の記事でプルドポークを取り上げたわけですが、プルド=引く、引き裂くことが前提のプルドポーク、ガッツリ2時間蒸し煮したあとの、「プル」する前のお肉もま〜、うまそうなんですよ(上記写真)
むしろこの状態を見せつけられて、食欲を抑えながら全部裂く!ってなかなかの耐久レースです。
そこそこの量を作ったこともあり、全体の半分くらいは「プルせずに押し(プッシュ)通して」翌日を迎えたのですが、ここでひらめきました。
「ただでさえ2時間蒸し煮た肉と、そこからすべての旨味を吸収したソース・・これをベースにカレー1時間煮込んだら絶対うまいんじゃね?」
結論から言うと「過去最高にうまい、プルドポークが旨さを押し通した、推し要素しかないカレー」が爆誕しました。
その名を「プッシュポークカレー」と名付けよう!※「引いてうまけりゃ押してもうまい」
そんな押し強めのレシピをどうぞ。
最近のネーミングセンスは神がかっとるのう・・主にダジャレ要素が多すぎるが、、、これも押しの強さというものか・・・
ひげのマスター
プッシュポークカレー レシピ
材料
■材料(3人分)
(具材)
プルドポーク 200g + 塩麹生姜BBQソース
※レシピはこちら
にんじん 1/2本
玉ねぎ 1/2玉
ズッキーニ 1/8本
ピーマン大 1
小松菜 2本
キャベツ 1/4
※冷蔵庫の中にあった野菜で気分で選んだので、野菜はお好みでどうぞw
オリーブオイル 大さじ2
ホールトマト缶 1つ
(調味料)
各種スパイス粉末(ナツメグ・クミン・ターメリック・ガラムマサラ・チリペッパー) 各小さじ1
クミンシード 小さじ1
ブラックペッパー 少々(もしシードもあれば少々)
塩 少々
コンソメキューブ 1個
カレールー 辛口 4かけ(1/2箱)
にんにく(すりおろす) 1かけ
しょうが(すりおろす) 1かけ
水 300ml
白米 お茶碗1杯分×3
→20.7.14 実際作られた方からクレームを頂きました。「ウマすぎて米1杯で足りるわけないだろう!」御意!
所要時間 70分程度
手順
(1)(下準備)ズッキーニは輪切り、にんじんは食べやすいサイズに切る。玉ねぎは皮をむき細かく刻んでおく。。ピーマンは種とヘタを取る。小松菜は根を切り、全体を大きめに切る。鍋にプルドポークを入れ、加熱して煮立たせておく。
(2)鍋を加熱する傍らでオリーブオイルとクミンシードをフライパンに熱して香りが出たら玉ねぎを入れて強火で炒め(なるべくかき混ぜない、触らない 温度が下がるので 根気よく焦げをケアしつつ焼く)、焼き目が全体についたら少し(20mm)水を加える。火を弱めずに、強火の状態で水を加える→ 水気がなくなったら水を加える、を4−5回繰り返して飴色玉ねぎを作る
上記は加水2回目くらい(何故に完成版を撮らなかったんだ自分)
(3)鍋に野菜具材を入れ、各種スパイス、ブラックペッパー(あればシードも)、塩を振り、トマト缶(ホールでもカットでもよろし)、コンソメキューブ、水を加えて軽くヘラで全体をかき混ぜる
Beforeトマト
Afterトマト ちなみに私はトマト缶はホール派 理由は特にないがなんかそのほうがうまそうだから
(4)飴色玉ねぎ、カレールーを加えて、蓋をして強火で煮立たせた後弱火で1時間煮込む
もうすでにうまい予感しかない
何を入れてもだいたいうまいカレーになる魔法の調味料 カレールー コスパ良すぎ
(5)煮込み終わったらよくかき混ぜてからお皿に盛り付ける
2時間煮込まれたうえにプルを生き抜いたポークがさらに1時間煮込まれ、サバイバルな3時間分の情念を全身にくまなくたたえながら、うまさを炸裂させるカレーの完成です。
要はようけ煮込んだからめっちゃうまいと言いたいわけじゃな。わかりにくいわ
ひげのマスター
まとめ 時間×時間 煮込み間連動による美味いの押し問答!
引かれたり押されたり忙しい豚肉に同情はしつつ、また新たな定番レシピ誕生に心が沸き立っています。
長時間煮込み料理同士の味の掛け算、時間の妙!ぜひあなたにも体感していただきたいです!
甕雫(芋焼酎)前割り 強炭酸割でハイボールにして
芋焼酎のうまみもしっかりありながら、甘みとまろやかさに定評のある甕雫を、前割り(焼酎を美味しい水で割って数日寝かせることで、よりまろやかにうまくなる)したものを、炭酸で・・これも時間の掛け算の妙!