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【煮込みレシピ】プルドポークを押し通せ!プッシュポークカレー

 
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料理研究家、料理で人生を楽しくする人。2017年、会社勤めの激務やストレスで体調を崩したことをきっかけに自炊経験0から料理を始める。食の改善で心身が回復し、料理にのめり込む。2019年より煮込み料理研究家(煮込みスト)として活動開始。2021年からは企業レシピ開発や料理の連載、地上波TV出演など活躍の幅を拡大。2022年2月、料理で人生を善くする人を増やしたい思いから、料理の楽しさを伝える活動「Cooking For Life」をスタートし、料理教室やケータリングを行う。美味い飯と酒マニア、音楽好き。料理と食への探究心は人百倍で、お客様から「メールや提案の文字から味がする」「美味いへの発想が無限」と言われるほど。2022年、初のFMラジオ出演に続き農林水産省からの熱烈なオファーで「NIPPON FOOD SHIFT」活動における「ニッポンの食NEXT座談会」に出演し日本経済新聞に掲載。大分県出身、都内在住。
詳しいプロフィールはこちら

こんにちは、料理研究家のダイちゃんです。

連続更新176日目、ありがとうございます。

昨日はブログ開設半年記念!(本当に嬉しい)として「プルドポーク」のレシピをアップしたのですが、

今日はその「プルドポーク」のアレンジレシピをご紹介します!

このレシピへの思いと物語

先程も書いたとおり、昨日の記事でプルドポークを取り上げたわけですが、プルド=引く、引き裂くことが前提のプルドポーク、ガッツリ2時間蒸し煮したあとの、「プル」する前のお肉もま〜、うまそうなんですよ(上記写真)

むしろこの状態を見せつけられて、食欲を抑えながら全部裂く!ってなかなかの耐久レースです。

そこそこの量を作ったこともあり、全体の半分くらいは「プルせずに押し(プッシュ)通して」翌日を迎えたのですが、ここでひらめきました。

「ただでさえ2時間蒸し煮た肉と、そこからすべての旨味を吸収したソース・・これをベースにカレー1時間煮込んだら絶対うまいんじゃね?」

結論から言うと「過去最高にうまい、プルドポークが旨さを押し通した、推し要素しかないカレー」が爆誕しました。

その名を「プッシュポークカレー」と名付けよう!※「引いてうまけりゃ押してもうまい」

そんな押し強めのレシピをどうぞ。

最近のネーミングセンスは神がかっとるのう・・主にダジャレ要素が多すぎるが、、、これも押しの強さというものか・・・

ひげのマスター

 

プッシュポークカレー レシピ

材料

■材料(3人分)

(具材)

プルドポーク 200g + 塩麹生姜BBQソース
※レシピはこちら

にんじん 1/2本
玉ねぎ 1/2玉
ズッキーニ 1/8本
ピーマン大 1
小松菜 2本
キャベツ 1/4
※冷蔵庫の中にあった野菜で気分で選んだので、野菜はお好みでどうぞw

オリーブオイル 大さじ2
ホールトマト缶 1つ

(調味料)
各種スパイス粉末(ナツメグ・クミン・ターメリック・ガラムマサラ・チリペッパー) 各小さじ1
クミンシード 小さじ1
ブラックペッパー 少々(もしシードもあれば少々)
塩 少々
コンソメキューブ 1個

カレールー 辛口 4かけ(1/2箱)
にんにく(すりおろす) 1かけ
しょうが(すりおろす) 1かけ
水 300ml
白米 お茶碗1杯分×3
→20.7.14 実際作られた方からクレームを頂きました。「ウマすぎて米1杯で足りるわけないだろう!」御意!

 所要時間 70分程度

手順

(1)(下準備)ズッキーニは輪切り、にんじんは食べやすいサイズに切る。玉ねぎは皮をむき細かく刻んでおく。。ピーマンは種とヘタを取る。小松菜は根を切り、全体を大きめに切る。鍋にプルドポークを入れ、加熱して煮立たせておく。

(2)鍋を加熱する傍らでオリーブオイルとクミンシードをフライパンに熱して香りが出たら玉ねぎを入れて強火で炒め(なるべくかき混ぜない、触らない 温度が下がるので 根気よく焦げをケアしつつ焼く)、焼き目が全体についたら少し(20mm)水を加える。火を弱めずに、強火の状態で水を加える→ 水気がなくなったら水を加える、を4−5回繰り返して飴色玉ねぎを作る


上記は加水2回目くらい(何故に完成版を撮らなかったんだ自分)

(3)鍋に野菜具材を入れ、各種スパイス、ブラックペッパー(あればシードも)、塩を振り、トマト缶(ホールでもカットでもよろし)、コンソメキューブ、水を加えて軽くヘラで全体をかき混ぜる


Beforeトマト

Afterトマト ちなみに私はトマト缶はホール派 理由は特にないがなんかそのほうがうまそうだから

(4)飴色玉ねぎ、カレールーを加えて、蓋をして強火で煮立たせた後弱火で1時間煮込む

もうすでにうまい予感しかない

何を入れてもだいたいうまいカレーになる魔法の調味料 カレールー コスパ良すぎ

 

(5)煮込み終わったらよくかき混ぜてからお皿に盛り付ける

2時間煮込まれたうえにプルを生き抜いたポークがさらに1時間煮込まれ、サバイバルな3時間分の情念を全身にくまなくたたえながら、うまさを炸裂させるカレーの完成です。

要はようけ煮込んだからめっちゃうまいと言いたいわけじゃな。わかりにくいわ

ひげのマスター

まとめ 時間×時間 煮込み間連動による美味いの押し問答!

引かれたり押されたり忙しい豚肉に同情はしつつ、また新たな定番レシピ誕生に心が沸き立っています。

長時間煮込み料理同士の味の掛け算、時間の妙!ぜひあなたにも体感していただきたいです!

 

甕雫(芋焼酎)前割り 強炭酸割でハイボールにして

芋焼酎のうまみもしっかりありながら、甘みとまろやかさに定評のある甕雫を、前割り(焼酎を美味しい水で割って数日寝かせることで、よりまろやかにうまくなる)したものを、炭酸で・・これも時間の掛け算の妙!

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料理研究家、料理で人生を楽しくする人。2017年、会社勤めの激務やストレスで体調を崩したことをきっかけに自炊経験0から料理を始める。食の改善で心身が回復し、料理にのめり込む。2019年より煮込み料理研究家(煮込みスト)として活動開始。2021年からは企業レシピ開発や料理の連載、地上波TV出演など活躍の幅を拡大。2022年2月、料理で人生を善くする人を増やしたい思いから、料理の楽しさを伝える活動「Cooking For Life」をスタートし、料理教室やケータリングを行う。美味い飯と酒マニア、音楽好き。料理と食への探究心は人百倍で、お客様から「メールや提案の文字から味がする」「美味いへの発想が無限」と言われるほど。2022年、初のFMラジオ出演に続き農林水産省からの熱烈なオファーで「NIPPON FOOD SHIFT」活動における「ニッポンの食NEXT座談会」に出演し日本経済新聞に掲載。大分県出身、都内在住。
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